majakkaのオーダーメイド額縁です。
無事、搬入も済み、8月1日より
『森と灯台』-創作額縁展-、はじまりました。
(詳細は、こちら)
夕暮れのミュージアム、
ひっそりとした静寂につつまれた時間のなかで、準備は進みます。
八ヶ岳の緑深い草原に立つ、
美しい石の建物の一角に、飾ります。
森の木々の風景を綴る額縁、
森にぽっかりと浮かぶ、灯台のある額縁。
では、なぜ「額縁」を作品として飾るのでしょう?
今日は、そのお話しをいたします。
わたしは通常は、お客さまからのご依頼を受けて
オーダーメイドの額縁を製作する仕事をしております。
額縁・・・というと、
作家さんのもの?特別な人が必要としてるもの?と、捉われがちで。
物としては「たんなる木枠にすぎない」と、思われがち。
見えてるけれど、正直、誰も見ていないし、見ようともしていない。
そんな存在かもしれません。
だからこそ、見てもらいたい。
気づいてもらいたいのです。
「 見えているのに、見ていない 」
それらに、真の美しさや大切なことが秘められていることに。
額縁は陰の存在です。
でも、美しい陰でなければ、
飾るものも作品も、映えません。
今回、創作額縁を作り、展示する機会を通し、
陰に光りを照らします。
そこから見えてくる、
陰の意味、
陰となる額縁の果たす役割を
知っていただくことができたら幸いです。
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展示のかたわらには、
今回のブログで書いた「陰」について、
額縁についてまとめたものを用意しました。
お手にとっていただけましたら、うれしいです。
また、お気軽にご感想等、書き残していただけるよう
小さなノートもあります。
美しい景色の中で、
日常を離れた時間を過ごすことを愉しむ。
そんな機会を作りたくて、この地を選びました。
ぜひ、味わいに来てくださいな。
贅沢な空間が広がっておりますよ。
神戸・須磨。海と山のある穏やかな町で小さな工房とお店を夫婦で営んでおります。
それぞれに家具(夫が担当)と額縁(妻が担当)を手づくりのオーダーメイドで製作しています。
ひとりひとりの暮らしにあわせた、無垢の木の家具と、大切な想いをくるむ額縁。
お客さまの暮らしが心地よくゆたかに育っていくお手伝いをしています。
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